Point1:駅までの距離
通勤・通学に公共の交通機関を使う人にとっては、徒歩圏内に駅があることは重要です。分譲住宅を建設するためには相応に広い土地が必要であるため、町から少し離れた郊外に建てられることが多くなります。よって、普段は電車を使わなくても、「ちょっと町まで出たい」ときに近くに駅があると便利です。
駅までの距離や時間をはかる場合は、実際に使う時間帯に、検討中の家から駅までの道のりを歩きましょう。踏切、歩道橋、急な坂道や階段などが、朝の忙しい時間帯には障害になることもあるためです。
近くに駅がなくても、バスが運行していればあまり不便を感じない人もいるでしょう。駅まで運行しているバスの有無、運行時間や本数なども合わせて確認しましょう。
Point2:必要施設の有無
スーパーや銀行・郵便局、病院など、日常生活の上で利用する機会が多い施設は、近くにあるかないかで利便性が大きく変わります。周辺にある施設のチェックとともに、営業時間や駐車場の有無、混み具合なども確認してください。
また、お子さんがいらっしゃる場合は、お子さんの足で通うのに無理がない範囲に学校があることが理想です。駅の場合と同様、実際に歩いて、学校までの所要時間や通学路の安全性を確かめましょう。
空港や工場など、騒音や悪臭を生じさせる施設の有無も住み心地を左右します。日時や環境によっては様子が違うこともあるため、できれば平日と土日、昼と夜、晴れの日と雨の日など条件を変えて複数回現場へリサーチに行くことをおすすめします。そのような時間が取れない場合は、地元の方に話を聞くのも1つの方法です。
Point3:道路環境
小さいお子さんがいるご家庭では、自宅の目の前にある道路の交通量が多いと心配です。また、交通手段が車の場合には、自宅周辺の道路状況の確認も必要になります。周辺を車で走り、交通量や渋滞状況を確認してください。
また、車が進入できない道路や行き止まりなどの有無もチェックしましょう。小さなお子さんがいる場合は、お子さんの行動範囲にきちんと信号や横断歩道があったり、歩道・自転車道が整備されていたりすることも重要です。
しかし、道路状況は特に、曜日や時間帯によって様子が異なると予想されます。そのため、近隣住民の方へ尋ねることも有効な手段の1つです。
Point4:夜間の様子
分譲住宅が建てられることの多い郊外では、昼と夜の様子が違う場合があります。昼間は静かで落ち着いた場所に見えても、夜中は外灯が少なく真っ暗闇になることも考えられます。安全面で不安を残さないために、夜の様子も確認してください。
また、治安に関して言えば、公園や緑道などの有無もチェックしたいところです。自然に触れられる場所や子どもの遊び場は必要ですが、生い茂った木々が外からの目隠しになることもあります。整備がきちんと行き届いているか、人通りがあるかなどの雰囲気も確認しましょう。
おわりに
購入後に「こんなつもりではなかったのに」と後悔しないためにも、購入前に十分なリサーチをすることが大切です。
東栄住宅の分譲住宅では、土地を仕入れる際に現地の状況や周辺環境を入念に調査し、土地選びからこだわっています。分譲住宅の購入をお考えの際は、ぜひご検討ください。