【目次】
吹き抜けとは
「吹き抜け」とは、複数階にまたがる連続した空間を指します。例えば、1階部分の天井・2階部分の床を設けずに、上下の階がつながっている空間のことです。
吹き抜けとしてよく見かける例として、マンションのエントランスホールや、一戸建ての玄関や階段、リビングなどが挙げられます。
吹き抜けを設けるメリット
それでは、吹き抜けを設けるメリットは何でしょうか。吹き抜けのメリットは開放感を生むことと、採光が容易であることの2つです。
メリット1: 開放感が生まれる
吹き抜けの最大のメリットは開放感が生まれることです。視界を遮るものがないため、天井がある部屋と比較して開放的で広々とした空間を楽しむことができます。 特にリビングに吹き抜けがある場合は窮屈に感じることなく、のびのびと過ごすことが可能です。
メリット2:日光を取り入れることができる
吹き抜けのある部屋は日光を取り入れることできます。吹き抜けの上部に窓を設けて採光することにより、
日中は外から入ってくる光だけで十分な明るさを確保することが可能です。
隣接する住宅があるために1階部分から光が入らなくても、吹き抜けのおかげで2階部分から日光を取り入れることができます。
照明計画のポイント
照明とうまく組み合わせることにより、吹き抜けの魅力を最大限に引き出すことが可能です。吹き抜けを照明器具でよりおしゃれに演出しましょう。
ただし、単に照明を取り付けるのではなく、吹き抜けの広さや高さ、目的に合わせた照明の選択・配置が大切です。
目的別の照明計画のポイントは以下の通りです。
目的1: 開放感を高める
吹き抜けの天井付近の壁や梁などに照明を設け、天井に向けて光を当てます。陰影効果によって奥行きが出るため開放感をアップさせることができます。
開放感を高めるもう1つの方法として、吹き抜け上部にペンダントライトを複数個取り付けることもおすすめです。壁を照らすペンダントライトの光が芸術的な雰囲気を醸し出します。
目的2: 高級感を演出する
高級感を演出するためにはシャンデリアが効果的です。吹き抜けの上部にシャンデリアを取り付けることにより、ラグジュアリー感あふれる部屋を演出します。
シャンデリアはリビングだけでなく、玄関に設置しても良いでしょう。シャンデリアはライトをつけていない日中でも、キラキラとした輝きを放ちます。
目的3: 室内に暖かさを加える
室内に暖かさを加える場合には、スポットライトの利用がおすすめです。吹き抜け部分の随所にスポットライトを取り付けることにより、部屋全体に暖かい雰囲気を生み出します。 スポットライトの向きは壁を照らすようにするとおしゃれです。
おわりに
今回は吹き抜けとは何か、そして吹き抜けのメリットと照明計画のポイントについてご紹介しました。 住まいに吹き抜けを設けることによって開放感が生まれ、日光を取り入れることができます。さらに目的に応じた照明選びや配置がもたらす鮮やかなコントラストが、住まいに高級感と暖かさを演出します。
東栄住宅では、吹き抜けを取り入れた開放感のある住まいを多数取り扱っています。吹き抜けにご興味ある方はぜひチェックしてください。