庭曜日

赤ちゃんと外で遊びたいけれど、外出は大変。
そこでおすすめしたいのが庭遊びです。
安心して過ごせる庭なら、赤ちゃんも親もリラックスして楽しめます。
ここでは、ねんね期・おすわり期・よちよち期ごとの庭遊びや、
安心して過ごすコツをご紹介します。

「発育には外遊びがぴったり」のワケ

感覚の敏感期といわれる0~3歳の間は周囲からさまざまなことを吸収し、指先の動きや体幹など生きる土台となる身体感覚を学ぶ大切な時期です。この感覚の敏感期に必要な刺激をたくさん得られるのが外遊びなのです。

「発育には外遊びがぴったり」のワケ
ねんね期 おすわり期 よちよち期

ねんね期の庭遊び

ゴロゴロ遊び

芝⽣やウッドデッキの上に厚みのあるシートや布を敷いて、⾚ちゃんをゴロゴロさせてあげましょう。室内とは違う空気や明るさ、匂いを感じるはずです。ねんね期の⾚ちゃんは、少しずつ外気を浴び、さまざまな刺激を感じることで体温調節の練習や⽣活リズムを整えることを覚える他、外気を吸うことで気管も強くなり、体が丈夫になるといわれています。

ひとことアドバイス

気温が⾼かったり、紫外線が強そうな⽇などは、パラソルを⽴てるなどして⽇陰をつくってあげましょう。

おすわり期の庭遊び

ゴロゴロ遊び

おすわりをするようになったら、直接芝⽣や丸い⽯の上などに座らせてあげましょう。葉っぱや枝、⽯など、外にしかないものに触れると⾚ちゃんも喜びます。この時期になると、ねんねだけでは⾒えなかった景⾊から⾚ちゃんはたくさんの刺激をもらいます。興味のあるものを⾒つけたり、つかんだり、外の世界に触れることで発育上の良い効果が期待されています。

ひとことアドバイス

なんでも⼝に⼊れてしまう時期なので、尖った⽯や枝など危険なものはあらかじめ⽚付けたり、触らせないようにしましょう。

よちよち期の庭遊び

ゴロゴロ遊び

葉っぱをちぎったり、⽯を散らかしたり、室内ではしづらい遊びを積極的にさせてあげましょう。シャボン⽟遊びや⽔遊び、歩く練習などもいいですね。この時期は好奇⼼が強まり、いたずらのようなことばかりしますが、やりたいことに夢中になることも成⻑には⼤切です。おおらかな気持ちで⾒守ってあげましょう。

ひとことアドバイス

よちよち期の⾚ちゃんはすぐに尻もちをついてしまうので、汚れても良い格好で⾃由に遊ばせてあげましょう。

さぁ!赤ちゃんと一緒に楽しみましょう。

いかがでしたか?この他にも、太陽の光を浴びることで生活リズムが整ったり、外気にあたって適度に疲れることでお昼寝もしっかりとしてくれるようになります。なにげない庭という場所ですが、赤ちゃんにとってたくさんの刺激にあふれています。ぜひ、一緒に楽しんでみてください。

出典:文部科学省Webサイト、日本モンテッソーリ教育総合研究所Webサイト
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