- 分譲住宅(ブルーミングガーデン)TOP
- 東栄住宅の家づくり
- 自社一貫体制
- 自社一貫体制(スタッフの想い)Vol.01
自社一貫体制
造成担当者の想い
造成担当 鈴木
今回の現場について
当現場は、以前に鉄筋コンクリート構造二階建ての集合住宅が建っており、その既存家屋を解体後に造成工事を行う計画となっていました。その為、懸念される項目として、「既存の家屋の補強杭が残っていないか」「建物解体によって原地盤が大きく乱され軟弱な状態にならないか」が考えられていました。また、行政より「指定のコンクリートブロック構造」での施工を求められており、地盤状況に応じた対策が必要となった為、早い段階での「建物補強計画の有無」を判断する必要がありました。集合住宅時の補強杭が残っている場合は、家を建てる前の改良工事で、補強杭を既存の杭にあたらないよう杭の位置を調整する必要があります。
過去の空中写真を確認し、「1960年初期」には、すでに既存の家屋が建っている事が分かっていた事から、既存の建物が土地改良されずに直接地盤に支持されているのであれば、元々の既存家屋の重さ(先行荷重)が掛かっている為、地盤が締まっている事も予測されました。
以上の資料調査を踏まえて、事前の地盤調査を行ったところ、予想通りの良好地盤が確認されました。但し、あくまでも名前の通り事前調査の為、最終地盤調査にて見解が変わる可能性もあります。また、万が一に杭補強となった場合、「行政指定のコンクリートブロック構造」では正規に杭補強を行うとコンクリートブロックベースに干渉してしまう為、基礎形状を変更(※跳ね出し基礎)にしなければなりませんでした。その為、造成計画の切り盛りを加味した上で、改良は必要ない判断としました。その後の最終地盤調査のデータ(※柱状図)からも、現場全体的に良好地盤が確認された為、基礎形状の変更を行う事もなく、費用を抑えた上で安全な計画を進める事ができました。
設計担当者の想い
設計担当 手塚
今回の現場について
今回の現場は、10棟の比較的大きな現場ですが、1つとして同じ間取りが無いように間取りを設計しました。外観もすべて異なるサイディングを採用しています。特に、リビングを広くした間取りを意識して、リビングイン階段を採用しご家族でのコミュニケーションが多く取れるプランにしました。リビングが広い設計なので、家事導線を考え、例えば掃除機をかけているイメージをしながら、コンセントが届かない箇所が無いようにコンセントの配置を考えました。また、駐車スペースを広めにとる事や、バルコニーの幅を広くして洗濯物を干す時にゆとりのあるスペースを考えるなど、使い易さの工夫をしています。
また、航空法のあるエリアなので飛行機等音対策として、2階の窓にもシャッター設置が可能な窓にはシャッターを付けたり、窓の大きさを変えるなど音環境に注意を払いました。幹線道路で歩道に面していたので、法的な規制がある中で、役所や警察署の確認を取り、プランと建物の配置について営業所と協議しながら駐車しやすい設計を心掛けました。
施工担当者の想い
施工担当 前野
今回の現場について
今回の現場は、10棟の比較的大きな現場です。棟数が多いと街並みができ、外観も号棟毎に異なりますので、お越しいただくお客様やご入居の方の第一印象が違うと思います。当現場は航空法のあるエリアで、飛行機等の音があるので、静かな時間帯には音の出る工程を避け騒音対策をしたり、木材の搬入を上棟のタイミングで分けたりと工夫をしました。施工図面の内容把握や企画のコンセプトを理解しながら、工程の指示を出しています。
また、引渡の立ち合いの際にお客様に説明をさせて頂いておりますが、どんな質問に対しても説明不足が無いよう、かつ、ご納得頂ける様にと丁寧にお答えすることを意識しています。お客様に不快な思いをさせてしまわないように技術的な知識だけでなく、説明させて頂く際の身なりや姿勢も常に意識し、お客様に安心していただけるよう明るい対応を心掛けています。
営業担当者の想い
営業担当 関
お客様への想い
今回、ご案内させていただいた現場は、駅から近く、道幅が広い道路に面しており、高低差も少ない非常に立地の良い現場でした。近くに厚木基地があり、航空法による規制のある地域であったことから、1階・2階の窓には標準でシャッターを設置し、窓の大きさにも工夫を行った物件です。
ご案内させて頂いたK様は、立地と間取りにこだわりをお持ちでしたので、東栄住宅全ての物件から、ご要望に合う住宅を探し、ご提案させて頂きました。「最初に住宅に入った際に住むイメージができました」と気に入って頂き、ご購入して頂く運びとなりました。多くの方に受け入れて頂きやすいシンプルな外観仕様、間取りになっており、長期優良住宅・耐震等級3(最高等級)などの目に見えない所も評価して頂きました。以前に他の現場をご案内させて頂いた時からのお付き合いでしたので、「住むイメージ」ができる住宅を提案できたことを光栄に思います。