今や家計の出費ランキング上位のスマホ
使い方や契約しているプランにもよりますが、スマホ料金はおおむね1人あたり8,000円から10,000円くらいになっている場合が大半です。 もし家族3人でスマホを使っていたら、それだけで30,000円近い出費になります。
総務省の2022年の調査によると、2人以上の世帯が支払っている通信費の実質増減率は+8.8%だそうです。
(出典:総務省統計局 家計調査年報(令和4年) https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html#time2)。
これが毎月続くのですから、家計を圧迫するのは当然です。 しかし、ご紹介する節約の知恵を使えばスマホ料金を半額くらいに抑えることが可能です。
話題の格安SIM
スマホの節約と聞くと、真っ先に浮かぶのが最近話題になっているMVMO(格安スマホ、格安SIM)ではないでしょうか。 データ通信量などの制限はあるものの、月額の使用料は大手キャリアの半額以下という魅力的な料金設定です。
MVMOはドコモやauの電波を使っているので、通話やデータ通信の品質において遜色はありません。 一定の制約を設けることで料金を安くしている会社がほとんどなので、その点が気にならないのであれば、スマホ料金の節約ができます。
ただし、こうした格安スマホは大手キャリアの電話番号を使っているわけではないので、LINEなどメッセージアプリでキャリア認証ができない、 ID検索ができないといった問題があります。 その点以外の利用については特に変わりがないので、「ちょっと不便なだけ」で事足りる方にはおすすめです。
通信料を5G→2Gにして大幅節約
さらにアプリなどを使用せず、今の携帯キャリアと契約したままで節約する方法もあります。
それは、データ通信のパケット契約です。 大手キャリア各社は2Gまでのプランと、5Gまでのプランを用意しています。
実はほとんどの人は2Gに収まるような利用状況で、一部の人が2Gを少しはみ出すというのが実態のようです。
そこで、5G契約を2Gプランにしてパケット料金を節約しましょう。 スマホの料金を抑える方法はさまざま有り、使い方によってその方法にも向き不向きが分かれてきます。 少しずつ試してみて、自分にあった節約法を試してみましょう。