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親との三世代同居はおすすめ?
二世帯住宅のメリット・デメリット

東日本大震災以降、改めて家族の絆を大事にしたいと考える人が増え、その結果、多くの方が二世帯住宅を検討するようになっています。
他にも経済的なメリットや、精神的なメリットを求めて三世代同居を選択するケースもあるようです。
今回は、二世帯住宅のメリットとデメリットを3つの面から見てみたいと思います。

日常生活面でのメリット・デメリット

日常生活面でのメリット・デメリット

二世帯住宅で住むということは、祖父母、夫婦、子どもと三世代で同居することになります。三世代同居のメリットとして考えられるのは、日常生活のさまざまな場面でお互いに協力し合えることです。例えば、家事や育児を分担できることは非常に大きいでしょう。子どもが祖父母と触れ合いながら成長できたり、祖父母側も孫との生活で元気や刺激を得られたりします。また、二世帯そろって留守になることは少ないでしょうから、安心して旅行や帰省など長期間、家を空けることができます。病気の際には、誰かしら家族がそばにいてくれることでしょう。

一方、二世帯住宅のデメリットは、親世帯と子世帯との文化の違いです。互いに生きてきた時代背景や社会環境などが異なるため、ライフスタイルや価値観が違います。洗濯や料理、掃除のやり方や、生活リズムの違いに関して、摩擦が起こることもあるでしょう。間取りによっては、プライバシーの確保も難しくなってきます。はじめは小さな摩擦だと思っていたことが、後々互いに大きなストレスとなることも考えられますので、注意が必要です。

経済面でのメリット・デメリット

経済面でのメリット・デメリット

経済面でのメリットは、なんといっても建築費用を抑えられることです。ローンを利用した際も、親子リレー返済を利用すれば返済期間が長くなり、各々の負担は減ることになります。間取り次第となりますが、区分登記を行うことができれば固定資産税や不動産取得税、登録免許税などの軽減措置を受けることも可能です。さらに、税金の優遇では、政府は子育て支援の一環として、親世代との同居を目的とした改修工事の費用に関して所得税や相続税を軽減する方向で検討を始めています。二世帯住宅、三世帯住宅での家族の同居が、ますますしやすくなったと言えるでしょう。

また、光熱費に関しても、各世帯で分担することで別々に支払うより金銭的に楽になります。2つの世帯が別々に生活した場合と同居した場合とでは、二世帯住宅で同居したほうがエネルギー消費量は少ないという調査結果が出ています(二世帯住宅研究所)。同居するだけで、自然とエコな暮らしが実現するわけです。ただし、光熱費の負担に関しては、メーターが一緒など負担をあいまいにしておくと後々の亀裂につながることがあり、これはデメリットと言えるでしょう。また、親世帯が高齢になってきた時に、子世帯に生活費の負担が移ってくることもあるでしょう。そうなった時のために、きっちりと親世帯を援助できる態勢を整えておく必要があります。

精神面でのメリット・デメリット

自治体・民間による空き家対策

最後に紹介するのは精神面でのメリットとデメリットです。メリットとしては、そばに頼れる身内がいることによって安心感が生まれることが挙げられます。
また、孫といつでも一緒に遊べて、その成長を見守れることで、親世帯の生活に張り合いも生まれます。孫にとっても、祖父母から昔の話を聞くことで、彼らの持つ文化や知恵を継承できることはメリットです。

デメリットとしては、共用スペースの多い融合型二世帯住宅での同居では、家族一人一人における時間やプライバシーの確保が難しくなる点があります。また、血のつながった家族とつながりのない家族が一緒に住んでいることによる気疲れも見逃せません。互いが互いに気を遣い、時には善意でさえもストレスの原因となる、こうなると悪循環となってしまいます。コミュニケーションは十分に気を付けましょう

おわりに

家族が世代を超え、共に円満な生活をおくるためには、二世帯住宅のメリットとデメリットをしっかりと理解し、 事前にデメリットを最小限に抑えられるように話し合っておくことが重要でしょう。東栄住宅では、お客様のご事情に沿った住宅のご提案をしています。ぜひご相談ください。

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